目次
1. 箪笥(たんす) (韓国、2003年)
- 原題: 장화, 홍련 (A Tale of Two Sisters)
- 概要: ジャンファとホンリョンという2人の姉妹の複雑な家族関係が恐ろしい展開に繋がります。心理的な不安と緊張感が高まり、観客を引き込む美しい映像美が特徴です。
2. 哭声(コクソン)(韓国、2016年)
- 原題: 곡성 (The Wailing)
- 概要: 山村で発生する謎の病気を巡る物語で、恐怖と謎が交錯するホラーサスペンス。複雑なプロットと韓国のシャーマニズムがテーマに深みを与えています。
3. シャッター(タイ、2004年)
- 原題: ชัตเตอร์ กดติดวิญญาณ (Shutter)
- 概要: 幽霊の写真が徐々に恐ろしい事実を明らかにしていくストーリー。タイホラーの代表作で、非常にゾクゾクするビジュアル効果と緊張感が楽しめます。
4. 女神の継承(タイ/韓国、2021年)
- 原題: 랑종 (The Medium)
- 概要: タイの北部の村で起こる超自然的な出来事をドキュメンタリースタイルで描写した作品。儀式や伝統に根差した独特の怖さが味わえます。
5. カルマ(香港、2002年)
- 原題: 異度空間 (Inner Senses)
- 概要: 精神科医と患者との奇妙な関係が描かれるサイコホラー。リアルな幽霊の描写や人間関係が、切迫感を与え、香港ホラーの傑作として高く評価されています。
6. 悪魔の奴隷(インドネシア、2017年)
- 原題: Pengabdi Setan (Satan’s Slaves)
- 概要: 失踪した母親と、残された家族が直面する恐怖を描いたホラー作品。インドネシアの民間伝承がベースにあり、異教的で不気味な雰囲気が強調されています。
7. Sigaw(フィリピン、2004年)
- 原題: Sigaw (The Echo)
- 概要: アパートで奇妙な出来事に巻き込まれる主人公を描く。フィリピン独自の恐怖感を伝える作品で、リメイク(519号室 2008年)もされたことで知名度が上がりました。
8. 人肉ラーメン(タイ、2009年)
- 原題: เชือดก่อนชิม (Meat Grinder)
- 概要: ラーメン屋の女性店主が経営難に陥り、ある日偶然手に入れた人肉を使いラーメンを作り始めるという衝撃的なストーリーです。彼女が次第に暴力と狂気に取り憑かれていく姿が描かれ、観客を不快と恐怖の極致に引き込みます。
9. Dukun(マレーシア、2018年)
- 原題: Dukun
- 概要: 実在の事件を基にしたホラー映画で、黒魔術師の裁判を中心に描かれる。マレーシア独特の民間信仰がベースになっており、リアルで不気味な雰囲気が見どころです。
10. 新感染 ファイナル・エクスプレス(韓国、2016年)
- 原題: 부산행 (Train to Busan)
- 概要: ゾンビパンデミックをテーマにしたパニックホラー。列車内での生存をかけた緊迫感あるサバイバルが描かれ、世界中で高い評価を得ています。