90年代のB級ホラー映画は、独特のチープな恐怖や個性的な演出が魅力です。B級ながらもファンの間で愛される、見逃せない名作を特集してご紹介します!
目次
1. キャンディマン(アメリカ、1992年)
- 原題: Candyman
- 概要: 幽霊都市伝説「キャンディマン」を巡るホラー。鏡の前で名前を呼ぶと現れる都市伝説の殺人鬼が、人々に恐怖をもたらします。スリルと社会問題が絡み合い、意外に深いテーマが味わえる作品です。
2. ブレインデッド(ニュージーランド、1992年)
- 原題: Braindead
- 概要: 『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が放ったゴア・コメディの傑作。ゾンビ化した母親や周囲の人々を巻き込むカオスな展開が楽しめ、グロテスクながら笑いも誘う異色の作品です。
3. アイスクリームマン(アメリカ、1995年)
- 原題: Ice Cream Man
- 概要: 子どもたちにアイスクリームを配る殺人鬼が、アイスクリームトラックで町中を恐怖に陥れるという設定の異色ホラー。ホラーというよりブラックコメディ要素が強く、シュールなB級らしさが光ります。
4. ドールズ2(アメリカ、1991年)
- 原題: Demonic Toys
- 概要: 動き出す人形が人々を襲う、80年代から続くホラーシリーズ。おぞましい人形たちの独特なデザインと、無慈悲な展開が怖さを引き立てています。
5. バレンタイン・デイ(アメリカ、1999年)
- 原題: St. Valentine’s Day
- 概要: 2月14日のバレンタイン・デイを舞台に、13年前に病院送りになった殺人鬼と、被害者の子供たちが繰り広げる恐怖の惨劇を描くシンプルなスラッシャーホラーです。
6. ブレインスキャン(アメリカ、1994年)
- 原題: Brainscan
- 概要: 主人公の少年マイケルが手に入れたホラーゲーム「ブレインスキャン」は、犯人になりきって犯罪を疑似体験できるリアルな内容。しかし、ゲーム内での殺人が現実でも起き始め、彼は現実とゲームの境界が曖昧になる恐怖に巻き込まれていきます。
7. エルム街の悪夢/ザ・ファイナルナイトメア (アメリカ、199年)
- 原題: Freddy’s Dead: The Final Nightmare
- 概要:フレディ・クルーガーによる恐怖の最終章を描いた作品で、よりシュールなギャグが多め。90年代らしいポップなビジュアルで、観客を楽しませるエンタメホラーです。
8. デモンズ’95(イタリア / フランス、1994年)
- 原題: Dellamorte dellamore
- 概要: 主人公フランチェスコは墓地の管理人で、死者を埋葬し、蘇ることを防ぐ仕事をしています。しかし、死者が蘇り、彼の生活は一変。フランチェスコは死者とのコミュニケーションを試み、恋愛や生と死について哲学的に探求することになります。
9. バタリアン リターンズ(アメリカ、1993年)
- 原題: Return of the Living Dead III
- 概要: 主人公は軍の施設で働く父を持つ若者。バイク事故で最愛の恋人を失い、彼女を蘇生させようと奮闘します。愛と恐怖が交錯する深層心理を探求した作品です。
10. ジッパーフェイス (アメリカ、1991年)
- 原題: Zipperface
- 概要: 物語は、謎の殺人鬼が「ジッパーフェイス」と呼ばれるマスクをつけて、若い女性を狙って次々と殺害する様子を描いています。物語の中心は、主人公の女性がこの恐ろしい連続殺人事件に巻き込まれ、彼女自身も標的となることから始まります。彼女は、事件の背後にある真相を探りつつ、命を懸けて逃げることになります。